腸の役割

血液の生成

現代医学では血液の生成は骨髄でつくられるとする「骨髄造血説」が一般的となっています。
しかしこれに反対し「血液は腸で作られる」と主張した博士がいます。
国際自然医学会の森下敬一博士や、元岐阜大学教授の故・千島喜久男博士です。

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戦時中、兵士の治療を担当した軍医は、両手両足を切断した兵士がその後も元気で長生きしている姿を見て、「骨髄造血説」に疑問を抱きました。
骨髄で血液がつくられているのであれば両手両足を切断した兵士はひどい貧血状態となり、やがては死んでしまうと思われたからです。

骨髄造血説は「10日前後食物を与えなかった動物の骨髄を開くと血が存在する」という実験結果を根拠に提唱されている説ですが、これが本当なのかは疑わしいところです。

しかも骨のない動物や人間の祖先である鳥の卵の中にも血液が存在しているのです。
つまり骨髄による生成では無い可能性があるのです。

血液の発生するメカニズムは未だ確固たる証明ができていないのが現状です。

しかし、上述したように骨髄のない動物にも血液が存在する以上、「食べたものが血となり肉となる」ことに疑問の余地がありません。

つまり、「食」→「血液」→「体細胞」という図式が成り立ちます。
食べたものが血液となり、身体中に巡って体細胞となるのです。

故に血液の状態は食事の質に左右されます。
質の悪い食事は質の悪い血液を、質の良い食事は質の良い血液を生成するのです。

それを担っているのが「腸」なのです。

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生活習慣病とは質の悪い食事を数十年も続け、質の悪い血液を数十年身体中に巡らせ、その結果、悪い体細胞となってしまいあらゆる病を発症したと考えられます。
もちろん食事以外の生活習慣によるところも大きいでしょう。

食事を血液に変える腸の重要性が分かって頂けたでしょうか?
健康な身体になるためには、質の良い食事をとり、腸内環境を良好な状態に保ち、質の良い血液を生成して、より良い体細胞を生成するという一連の図式が必要なのです。

そのためにも下記のようなことを行って腸内環境を改善しましょう。


1.植物食を85~90パーセントにし、動物食は10~15パーセントにする
2.生野菜や新鮮な果物、刺し身など生に近い状態で食べる
3.よく噛んで食べる
4.夕食は寝る4~5時間前までに食べ終える
5.サプリメントを活用してビタミン、ミネラル、酵素などを補給する
6.良い水を毎日1~1.5リットル飲む


上記を続けるだけでも、2~3ヶ月もすれば腸内環境の状態は良くなるでしょう。

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食という行動はあまりにもありきたりな行為なために軽視されがちですが、全身の体細胞を形成するために行っている行為であり、それは生きる上でもっとも重要な行為なのであるということを今一度考えてみましょう。

そして食を血液に、そして体細胞に変えてくれる腸の大切さを考えた生活習慣、食生活に改善し、10年先も健康な身体でいられるように現状を見なおしてみましょう。