腸の役割

ビタミンなどの合成

健康や美容に必要なビタミンですが、これらビタミンを生成しているのは腸内の善玉菌であるということをご存知でしょうか?

腸内の善玉菌はビタミンB1B2B6B12バントテン酸ナイアシンビオチンビタミンKを合成しているのです。

sozai

ビタミンB2は唇や口のまわりを美しくするビタミンです。
これが不足すると唇の荒れ口角炎を起こします。

ビタミンB1は糖を分解しエネルギーに変える作用のあるビタミンです。
これが不足するとむくみ肩こりを引き起こします。

しかし腸内細菌である善玉菌が不足すると大切なビタミンを分解するアイリナーゼという酵素が増えてビタミンが破壊されてしまいます。
腸内環境を改善し、腸内細菌のバランスを整え、善玉菌の比率を多くすることが重要となります。

sozai

それでは善玉菌の割合を増やす方法について考えていきましょう。
腸内の善玉菌の割合を増やす方法は大きく分けて2通りあります。


1.ビフィズス菌や乳酸菌の摂取

ヨーグルト乳酸菌飲料納豆漬物などを食べることで、ビフィズス菌乳酸菌を摂取することができます。
摂取方法としては善玉菌を継続的に腸内に補充すると非常に効果的なので、毎日摂取することが望ましいでしょう。


2.オリゴ糖や食物繊維の摂取

オリゴ糖や食物繊維は野菜類果物類豆類などに多く含まれています。
消化吸収されることなく大腸まで到達し、善玉菌の栄養源となります。
オリゴ糖は特に大豆たまねぎごぼうねぎにんにくアスパラガスバナナなどに多く含まれていますので、これらを食事に取り入れましょう。
特定保健用食品などの市販のものを摂取するのも良いでしょう。
ここで注意すべきことはオリゴ糖を急に摂取すると下痢を起こしたりお腹が張ったりする場合があるということです。
その場合には1日の摂取量を減らすなどして腸内細菌にオリゴ糖を慣れさせる必要があります。


さて、腸内細菌が多いほうが良いということが分かりましたが、それではどのようにして腸内細菌の割合を調べれば良いのでしょうか?
それは便の状態を観察することで判断することができます。

sozai

色は黄色、もしくは黄色がかった褐色で匂いがあっても極端に臭くなく、柔らかいバナナ状が理想的な便です。
これが黒っぽい色で悪臭がある便、もしくは下痢に近い軟便が続くような場合は腸内環境が悪化して腸内細菌のバランスが悪い状態になっています。
そうした場合には上記で挙げたように、ビフィズス菌や乳酸菌、オリゴ糖や食物繊維を積極的に摂取し、腸内細菌を増やすよう心がけましょう。