腸の役割

老廃物の排出

腸の老廃物とは腸管の内側にこびりついている長期滞在型の便(滞留便)腸内ガスのことです。
腸に便が長くとどまると、老廃物が溜まりやすくなります。

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腸内環境が正常であれば便は腸内に長くとどまることなく排泄されるため、老廃物はたまりません。
しかし、腸内環境が悪化すると便が腸に長くとどまり、悪玉菌が便を腐敗させ、有害物質を作り出します。
その結果、腸内環境はますます悪化し、様々な腸トラブルや腸以外の様々な疾患(ニキビ便秘・下痢など)を発症してしまうのです。

腸に老廃物が溜まってしまう主な原因としては運動不足や極度のストレス食生活の乱れなどによる、腸内細菌の減少が挙げられます。
便秘や下痢、お腹の張りなどは実はこの老廃物が増えていることが原因である可能性があります。
老廃物が溜まるということは腸機能が乱れている証です。
老廃物が溜まると悪玉菌が増加して様々な疾患を発症します。
悪玉菌が増加すると腸機能はますます悪化するという負のスパイラルが起こっているのです。

これらの症状は生活習慣に起因する可能性が非常に高いのです。

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老廃物が溜まりやすくなる悪い生活習慣

・高タンパク・高脂肪の食事によって悪玉菌が増えやすくなってしまう。
・運動不足によって腹筋の筋力低下により、腸の排出機能が低下する。
・ストレスによる腸のぜん動運動(便を排泄するための腸の動き)が低下する。

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腸に老廃物が溜まると身体にはどのような影響が出るのでしょうか?
下記に老廃物が溜まると起こりうる症状を記載致します。


1.肥満

血流が悪くなり新陳代謝が低下、脂肪を溜め込みやすくなります。
また、老廃物の影響によって代謝に必要な栄養素の吸収も阻害され、太りやすい体質になってしまいます。


2.むくみ

老廃物が溜まることによって、本来排泄されるはずの水分が身体に溜まり、むくみが起こります。


3.便秘

腸内に老廃物が長くとどまると毒素を出すようになり、その毒素によって食欲不振消化吸収機能の低下が起こり、便秘が起こります。


4.じんましん、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状

腸内に老廃物が長くとどまると、生成されてしまう毒素が身体中にばらまかれてしまいます。
その結果、じんましんアトピー性皮膚炎などの肌トラブルなどが引き起こされます。


5.セルライト

身体中にばらまかれてしまった老廃物が脂肪細胞や水分と結合・変質すると、セルライトという脂肪が生成され、太ももやお尻の表面にボコボコしたような脂肪の塊を形成してしまいます。


6.ニキビ

肌は最終的な排泄器官と言われています。
腸に老廃物が溜まり代謝が低下すると、汗をかかなくなります。
その結果、毛穴が老廃物で詰まり、ニキビや吹き出物となってしまうのです。


7.体力の低下、免疫の低下

腸内に老廃物が滞ってしまうと血流が妨げられてしまいます。
その結果、新陳代謝が低下し、必要な栄養素を消化吸収することが出来ず、体力は低下し、身体を守るための免疫系の機能も低下することで、風邪をひきやすい体質になってしまいます。

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それでは老廃物を溜めないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?
下記に対策方法を列記致します。


1.規則正しい生活習慣

睡眠不足暴飲暴食などの食生活の乱れにより、腸内環境は悪化して老廃物を溜め込みやすくなります。
食事は腹八分目を心がけ、よる寝る前の4時間前には夕食を食べ、早めに寝て十分な睡眠を取りましょう。


2.適度な運動をして汗をかく

体温を上げて汗をかくことが老廃物の排泄にはとても重要です。
そこまで激しい運動をする必要はありません。
適度に汗をかけるような運動、例えばウォーキング軽いジョギングなどを生活の中に取り入れることで老廃物を排出することができます。


3.マッサージやストレッチ

凝り固まった筋肉をほぐすことで血流リンパの流れを改善することができます。
リンパの流れを良くするためには下記のポイントをマッサージすることが大切です。


4.リラックスしてストレスを溜め込まない

ストレスは腸内環境を悪化させる要因になり得ます。
半身浴をしたり、散歩をしたり、ストレスを発散させる行為を日常の中に取り入れる習慣を持つことで十分な休息と睡眠をとり、生活リズムを整えましょう。


5.老廃物を排出させるために効果のある食材を食べる

デトックス効果のある旬の野菜や果物、特に春に旬な食材には老廃物を排出する効果のあるものがたくさんあります。
春に旬な食材には、ふきのとう菜の花たけのこ春キャベツなどがあります。
これらの食材を積極的に食べて老廃物を排出しましょう。