腸を弱らせる行為

砂糖の大量摂取

お菓子や飲み物など、多くの食品に使われている砂糖。

疲れているときには無性に食べたくなりますね。

しかしこの砂糖、過剰な摂取によって腸内環境を悪化させてしまうのです。

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WHO(世界保健機関)が定めている1日の摂取量の目安は1日小さじ6杯(約25グラム)とされています。

砂糖がどれほど含まれているのか、下記に例を示します。

■砂糖含有量一覧

・ヤクルト1本:12グラム
・コーヒー飲料1本(小):18グラム
・サイダー缶1本:36グラム
・ヨーグルト1本(ドリンクタイプ):39グラム
・コーラ1本:42グラム
・どら焼き:可食部100グラム当たり15グラム
・あんパン:可食部100グラム当たり27グラム
・ショートケーキ:可食部100グラム当たり23グラム
・酢豚:2~3人前で12グラム
・クッキー:15枚で25グラム
・おはぎ:5個で60グラム
・ラーメンの汁:1人前で3グラム

以上のように、数多くの食品に多くの砂糖が使用されています。
中には一つの商品で1日の摂取量を軽く超えてしまうものもあります。

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それでは、砂糖の過剰摂取によってどのようなことが起こるのでしょうか?

砂糖は悪玉菌の一つであるカンジタ菌の格好の餌となります。
カンジタ菌とは真菌と呼ばれるカビ菌の仲間です。
このカンジタ菌単体には強い病原はありませんが、増殖するとあらゆる病を引き起こします。

砂糖を摂取するとカンジタ菌が増殖し、善玉菌を減少させてしまい、腸内環境には悪玉菌が繁殖することになります。

腸内環境に悪玉菌が増殖すると、腸は正常な消化吸収を行うことができず、便を長く腸内にとどまらせてしまいます。
便を排泄するためのぜん動運動の機能が低下して、便秘を引き起こします。

便は長く留まると腐敗します。
さらに悪玉菌が毒素を出し、腸壁を傷つけ、そこから毒素未消化物が血液に侵入し、全身に広がってしまうのです。

カンジタ菌が増殖することで引き起こされるカンジタ感染症の症状には下記があります。

・難治性の歯周病
・強い倦怠感
・体のふらつき
・アレルギーの悪化
・腸の不調
・過敏性大腸炎
・頻尿
・尿道炎
・膀胱炎
・腎炎
・慢性鼻炎
・慢性喉頭炎
・慢性扁桃腺炎
・喉や鼻の慢性症状
・蓄膿症
・関節の不調
・発疹やかゆみ
・甘いもの中毒
・頭痛
・脳に煙がかかったような感覚
・化学物質過敏症
・酒量の許容量の低下
・耳鳴り
・視力低下
・酒に酔ったような状態
・抑うつ
・PMS
・ホルモン異常

以上のように、実に多くの病を引き起こすのです。

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それでは、甘いモノを食べ過ぎて腸内環境が悪化してしまったら、どのような対策をすればよいかを見ていきましょう。


1.食物繊維の摂取

砂糖が多く含まれている食品は総じてほとんどが糖分、油分、炭水化物で出来ています。
腸内には圧倒的に食物繊維が不足している状態ですので、十分な便を形成して排泄することができません。

海藻類や果物類、ごぼう、納豆などの水溶性食物繊維と、穀類や豆類、いも類、きのこ類などの不溶性食物繊維をバランスよく摂取して腸内環境を整えましょう。


2.水分の摂取

食物繊維を摂取することは大切ですが、不溶性食物繊維を摂取する場合、たっぷりの水分が必要となります。

不溶性食物繊維は腸内で水分を含むと数十倍に膨らんで腸壁を刺激し、便を排泄するためのぜん動運動の機能を促進させます。

しかし、水分が不足していると便が硬くなり便秘になりますので、たっぷりの水分を同時に摂取しましょう。


3.乳酸菌とオリゴ糖

砂糖の過剰摂取は腸内の善玉菌を減少させ、悪玉菌を増殖させます。
減少した善玉菌を増やすために、ヨーグルトや漬物、納豆、キムチなどに多く含まれる乳酸菌を摂取しましょう。

また、善玉菌の格好のエサとなるオリゴ糖と同時に摂取することで効率よく善玉菌を増やすことができます。
オリゴ糖はサプリメントなどを利用すると良いでしょう。

しかし、オリゴ糖の過剰摂取は避けましょう。
何事もほどほどが大事です。


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お菓子や炭酸飲料など、甘くておいしい食品はついつい口にしたくなるものですが、砂糖の過剰摂取は深刻な腸内環境の悪化を招き、あらゆる病を引き起こす原因となります。

一日の摂取量である25グラムの範囲内で抑えるよう心がけましょう。