腸を弱らせる行為

過度なカフェインの摂取

カフェインと聞いてまず思い浮かぶのはコーヒーでしょうか。

コーヒーには便を排泄する機能であるぜん動運動の促進作用があるため、コーヒーを飲むと一時的に便通がよくなることがあります。

しかし、コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、便の水分が奪われて硬くなり、便秘を引き起こす可能性も含んでいるのです。

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便秘には大きく分けて次の3種類があります。


1.弛緩性(しかんせい)便秘

大腸のぜん動運動が低下したり、筋力が低下して便を押し出すことができなくなる便秘です。


2.痙攣性(けいれんせい)便秘

ストレスなどで自律神経が乱れ、腸が痙攣し、便の通りが悪くなる便秘です。


3.直腸性便秘

便が直腸(肛門にもっとも近い部位)まで運ばれているのに、便意が脳に伝わらないために起こる便秘です。


上記のうち、弛緩性便秘の原因の一つにアルコールカフェインの過剰摂取があることが分かってきました。

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便秘とは、腸内環境に便が長い時間、腸内に留まってしまう症状です。

便は長く腸内に留まると腐敗します。
腐敗した便が長く腸内に留まると腸内の善玉菌が減少し、悪玉菌が増殖します。

腸内に悪玉菌が増殖すると、やがて悪玉菌から排出される毒素によって腸の消化吸収機能が低下、さらに腸壁が傷つき、そこから毒素未消化物が血液に侵入します。

本来は含まれるはずのない毒素や未消化物が血液に侵入することによって、血液はドロドロになり、全身に十分な栄養や酸素を送ることができません。

また、未消化物が血管内でコブとなり、動脈硬化を引き起こす可能性を高めます。

さらに、血液中に含まれた老廃物を排泄しようと、最終的な排泄器官である肌からニキビ肌荒れ体臭などとなって排泄されてしまいます。

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一般的な飲み物のカフェイン含有量は下記の通りです。


1.玉露:150ミリリットル

150ミリグラム


2.コーヒー:エスプレッソ 50ミリリットル

140ミリグラム


3.コーヒー:ドリップ 150ミリリットル

135ミリグラム


4.コーヒー:インスタント 150ミリリットル

68ミリリットル


5.栄養ドリンク:100ミリリットル

50ミリグラム


6.コーラ:500ミリリットル

50ミリグラム


7.抹茶:150ミリリットル

45ミリグラム


8.ココア:150ミリリットル

45ミリグラム


9.紅茶:150ミリリットル

30ミリグラム


10.ほうじ茶:150ミリリットル

30ミリグラム


11.烏龍茶:150ミリリットル

30ミリグラム


12.緑茶:150ミリリットル

30ミリグラム


13.玄米茶:150ミリリットル

15ミリグラム


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一日に摂取して良いカフェイン量は400ミリグラムとされています。

しかし、下痢や便秘に悩んでいる方はカフェインの摂取を控え、腸内環境を改善することを考慮した方が良いでしょう。

気分転換や眠気覚ましにコーヒー等を摂取する人は多いと思いますが、カフェインの過剰摂取は腸内環境に悪影響を及ぼします。

一日の適量を守り、摂取するようにしましょう。