腸によるトラブル

アルツハイマー病・認知症

アルツハイマー病認知症も、腸内環境が密接に関係しています。

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そもそも人間の遠い祖先である腔腸動物は肛門を兼ねた口と腸だけの生き物で、そこにはまずよりもが先にありました。
脳はずっとあとの進化により現れたのです。

実際にそれを証明するかのように腸は脳の指令なく独自に活動を行っています。

また癒しや多幸感をもたらす神経伝達物質のセロトニンや、やる気を出させるドーパミンは腸で作られます。
それらが脳に運ばれて腸から脳に気分を指令しているのです。

ですので、腸内環境が悪化すればそのストレスは脳に伝わり、様々な病に見舞われると考えられます。

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アルツハイマーを含む認知症全体は腸の老化によるところが大きいのです。
では、腸の老化とはどのような状態でしょうか?

一番分かりやすい例でいえば、ビフィズス菌などの善玉菌が少なく、便秘の状態が挙げられます。
腸内に留まってしまった老廃物はやがて腐敗し、悪玉菌が増殖して善玉菌が減少します。その結果、発ガン性物質や毒素が発生し、それらが血液中に流れだして全身に広まり、肌荒れ成人病免疫力の低下などが起こります。
実際にアルツハイマー病の患者の腸内を調べると、善玉菌が激減し、悪玉菌が激増していたという検査結果もあります。

それでは腸内環境を改善し、腸を若返らせるにはどうすればよいのでしょうか?

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もうお分かりですね。善玉菌を増やせば良いのです。

善玉菌を増やすことで脳に必要なビタミンや葉酸を増やすことができ、それはアルツハイマー病、認知症の予防や悪化抑制につながります。
その善玉菌を増やすための方法は食生活の改善以外にありません。

善玉菌が多く含まれる食材には下記のようなものがあります。


・ヨーグルト
・漬物類
・味噌
・はちみつ
・ポン酢
・バナナ
・納豆


上記の食材一つだけで良いというわけではありません。
たとえばヨーグルトに含まれる乳酸菌にはエサが必要です。
乳酸菌のエサはオリゴ糖と水溶性の食物繊維です。

オリゴ糖を多く含む食材には下記のようなものが挙げられます。


・玉ねぎ
・キャベツ
・ごぼう
・アスパラガス
・じゃがいも
・にんにく
・とうもろこし
・大豆


水溶性食物繊維を多く含む食材には下記のようなものがあります。


・野菜類(ごぼう、切り干し大根、オクラ、人参、さつまいも、菜の花、春菊)
・穀類(大麦、オートミール、ライ麦パン)
・豆類(納豆、大豆、いんげん豆)


上記の食材をバランスよく摂取して善玉菌を増やし、腸内環境を改善することで老化を防止・抑制することができます。

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腸内環境は毎日の食生活に左右されます。
腸内環境を悪化させるような食生活を数年、数十年と続ければいずれ大病を患うリスクが高まります。

今は特に目立った症状が出ていなくても腸は少しずつダメージを受け、気づいた時には大ダメージを受けている状態です。

今からでも食生活を見直して、腸内環境を改善しましょう。