腸内環境改善によるメリット

血液やリンパの流れの改善

血液がドロドロになると動脈硬化脳梗塞などを引き起こす可能性が高くなります。
また、リンパの流れが悪いと、身体のむくみ免疫機能の低下などが原因で病気を引き起こす可能性が高まります。

この血液とリンパの流れは腸内環境が深く関わっているのです。

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血液の流れが悪いという状態は血液がドロドロになっているということです。
このドロドロの血は高脂血症と呼ばれます。

血液中の脂質が高く、コレステロール中性脂肪が増えることで血液が粘り気を持ち、固まって流れにくくなります。
また、血管内の壁に付着して血管を細くし、血液の流れを阻害します。

このドロドロの血である高脂血症をそのままにしていると、下記のような病を引き起こします。


1.高血圧

頭痛や目眩、動悸、息切れ、手足のしびれ、耳鳴りなどが起こり、心不全に移行することもあります。


2.肥満

ドロドロの血は各臓器に負担をかけ、さまざまな生活習慣病の原因となります。


3.動脈硬化

コレステロールや中性脂肪が血管の内壁に溜まり、血栓ができて流れが止まってしまいます。
動脈硬化は脳梗塞心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こします。


4.狭心症・心筋梗塞

心臓の冠状動脈に動脈硬化が起こり、一時的に流れがとまる狭心症、さらに冠状動脈が完全に詰まってしまう心筋梗塞を発症する恐れがあり、死亡の恐れが高くなります。


5.脳梗塞

脳の動脈に動脈硬化が起こる病気です。
ひどい場合には脳の一部が機能しなくなり、意識障害言語障害などの後遺症が残る場合があり、死亡の可能性も高くなります。


6.腎臓病

腎臓の血管で動脈硬化が起こり、腎臓の機能が低下する病です。
腎機能が低下すると尿毒素を引き起こす場合もあります。


以上のように、ドロドロの血である高脂血症には命を脅かす危険な病を発症させる可能性が高いのです。

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またリンパの流れが悪いと、身体の余分な水分を排泄することが出来なくなり、身体がむくんだり、免疫機能が低下して老廃物有害物質の排泄機能が弱まって体調不良やさまざまな病気を引き起こす場合もあります。

これら血液やリンパの流れを悪くしている原因にはどのようなことがあるのでしょうか?

・コレステロールが多い
・中性脂肪が多い
・血糖値が高い
・活性酸素が多い
・赤血球の増加
・老廃物の蓄積

これらの原因はすべて食生活生活習慣にあります。
食生活や生活習慣の乱れが腸内環境を悪化させ、本来の消化吸収や排泄機能が低下しているのです。

その結果、本来は血液に吸収されないはずの毒素や未消化物などが血液に侵入し、結果、血液はドロドロ、リンパの流れも滞るのです。

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それでは、血液をサラサラにし、リンパの流れを改善させるためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか?


1.総摂取カロリーを減らす

コレステロールや中性脂肪が身体に悪いわけではありません。
むしろ身体にとって必要な栄養素です。

しかし、その摂取量が問題なのです。

摂取カロリーと消費カロリーのバランスが大切です。
例えば、身長160cmの人なら1350~1620キロカロリーが目安となります。
1日の摂取カロリーの目安は次の計算式で出すことができます。

(身長-100)×0.9×25~30 = 1日の摂取カロリーの目安


2.食物繊維を摂取する

食物繊維にはコレステロールを下げる働きがあります。
緑黄色野菜や根菜類、海藻、豆類などを食事に取り入れましょう。

また、動物性食物繊維であるキチンキトサンを含む、きくらげやひじき、納豆、いんげん豆、きなこ、大豆類なども摂取しましょう。

キチンキトサンは食品として摂取することは難しいため、健康食品などを利用しても良いでしょう。


3.肉よりも魚を摂取する

魚に含まれる脂肪は善玉コレステロールを増やしてくれます。
特に青魚に多く含まれるDHAEPAは血管にできた血栓を溶かす働きがあります。
DHAやEPAをサプリメントで摂取しても良いでしょう。


4.オレイン酸を摂取する

オリーブオイルなどに多く含まれる脂肪酸の一種であるオレイン酸には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
料理を作る際にはコレステロールをつきにくくするオレイン酸を含んだ油を利用しましょう。


5.糖分を摂り過ぎない

糖分もまたコレステロールや中性脂肪を増やす原因になります。

糖分を摂取しすぎた日にはビタミンB1をたくさん摂取するようにしましょう。


6.卵は1日1個までに留める

卵にはたくさんのコレステロールが含まれています。
1日のコレステロール摂取量が、なんと卵2個に詰まっているのです。
卵は1日一個までにし、チーズやバターなどの動物性食品も控えたほうがよいでしょう。


7.アルコールは適量に留める

アルコールは適量であれば善玉コレステロールを増やしてくれますが、過剰に飲むと中性脂肪が溜まってしまいます。
飲み過ぎには注意して1日ビール大瓶1本程度にとどめましょう。

また、アルコールを摂取しすぎた日にはビタミンB1をたくさん摂取するようにしましょう。


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以上のような生活習慣の改善によって血液とリンパの流れを改善することができます。

さらに、運動をすることによっても改善させることができます。

適度な運動ウォーキング軽いジョギングなどの有酸素運動を習慣化して中性脂肪を燃焼させるよう心がけましょう。